お知らせ

2023.06.28

講演会で発表しました

6月3日、池田病院主催で『「住み慣れた地域で最期まで生きる」を考える』をテーマに市民に向けた講演会が行われました。

今回の講演では、基調講演に「縁起でもない話をしよう会in鹿屋」と題して妙行寺住職の井上從昭さんが話をされました。
またシンポジウムでは、『「住み慣れた地域で最期まで生きる」を支えるACPの実際』をテーマにホームヘルパーステーション鹿屋長寿園の上船さん、音和クリニックの上門院長がそれぞれ登壇され、当事業所の訪問認定看護師の下村も「看取りケアについて~最期までその人を支えるために~」について発表しました。

“最期まで生きる”とある通り「死」に関する話しづらい内容ではありますが、だれもが避けては通れない事だと思います。
だからこそ元気なうちから自分らしくどう生きるかを考え、家族や近しい人と共有することが大切ではないでしょうか。
訪問看護スタッフ一同、これからもご本人様を、そしてご家族を支える存在でいられるよう精進してまいります。

ACPとは、アドバンス・ケア・プランニングの略で、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて、前もって考え、繰り返し話し合い、共有する取組のことで、「人生会議」とも言われます。あなたの心身の状態に応じて、かかりつけ医等からあなたや家族等へ適切な情報の提供と説明がなされることが重要です。このような取組は、個人の主体的な行いによって考え、進めるものです。 知りたくない、考えたくない方への十分な配慮が必要です。
引用:厚生労働省のリーフレットより

看取りケアについて